結果:63勝35敗 最終レート1856 最終617位
【はじめに】
みなさんこんにちは。今回はランクマッチシーズン28で最終617位を達成した構築を紹介します。タイトルの「新たな希望」というのは「今度こそ勝ちたい!」という思いから付けた名前なので今後のランクマッチで活躍出来るかは分かりません。そこはご理解いただけると嬉しいです。
【構築経緯】
1、
ラグザシイベルを序盤で使っていたが、ラグラージがメタられている印象があり、新しい並びを探すことにした
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2、
禁伝一覧を見ていると、ムゲンダイナに注目し、リフレクター+マジフレの型を倒すのに苦戦したことがあったので試しに使ってみることを決め、ダイナラキヌオーの並びで、ある程度は戦えると思ったのでこの3体をベースとして考えていった
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3、型の変更
4体目以降を決めようと考えていたところ、受けることに特化すると攻撃技を撃つ試行回数を稼がれて急所を引かれて負ける展開が増えてしまうと思ったため、ムゲンダイナをアタッカーへと変更し、偽装構築を作ろうと考えた
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5、をに変更
受けポケモンで固めるとカバルドンやラグラージのステロ+欠伸の動きがこちらの体力も削れて面倒くさいのと誰か一体を眠らせないといけず、体力管理をするのが難しくなることやサイクルが不利になりかねないことを過去の経験から学び、この2匹をあえて初手に誘ってムゲンダイナでカモにしようと考えた。そのため、あえてステロを踏むと痛いポケモンを採用しようと思い、ザシアン受けは怪しくなってしまうが同じ物理受けで役割が若干被るためヌオーをエアームドに変更した
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7、
禁伝2枠目の決定として、ダイマックスを強く切れるポケモンで受けループにも入っていそうなポケモンを選びたかったので、イベルタルかホウオウの2択まで絞った。イベルタルは前期結果を残した黒バドや日ネクに強くホウオウよりも火力を出せる点、ホウオウは特性の再生力を活かして交代を絡めながら体力管理を行え、ダイマックスを切っても広い技範囲で戦える点がありどちらを採用するか悩んだが、イベルタルにすると相手のゼルネアスをはじめとするフェアリー技持ちのアタッカーが重くなってしまうので、今回はホウオウを採用した
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8、
残りは黒バドを不意打ちで倒せたり日ネクに大ダメージを与えられる一撃ウーラオス、ザシアンや能力上昇を積んできたポケモンへの切り返しとしてメタモンを採用し、一旦構築が完成
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↓ランクマッチでの実戦を挟み…
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9、をに変更
ウーラオスをタスキや鉢巻で型を変えながらランクマッチで実戦をしてみたが、黒バドはホウオウラッキーメタモンのうち2匹で見る、日ネクはエアームドで見る動きを取っており、ウーラオスを出す機会が少なかった+ゼルネアスが重すぎたため、ウーラオスをタスキヌケニンに変更してみたところ勝ちを拾える試合が増えたので、これでいくことに決定した
【コンセプト】
カバルドンやラグラージを初手に誘い、ムゲンダイナでカモって相手を好きに展開させない
【個体紹介】
実数値はHABCDSの順番です
()内の数字が努力値です
ムゲンダイナ
性格:控えめ
特性:プレッシャー
実数値:215-×-124(72)-216(252)-116(4)-
173(180)
持ち物:こだわりメガネ
技構成:ダイマックスほう/流星群/ヘドロ爆弾/火炎放射
C…火力が欲しいので特化
S…準速エスバ抜き調整のムゲンダイナ抜き
BD…後述
本当に強い。コンセプト通り、初手に出てきたカバラグを流星群でワンパンし、おまけに初手ダイマを切ってきたランドロスやガマゲロゲも何回かダイマックスほうでワンパンした。交代されても負荷をかけていける点はTODのルートも考えると非常に強かった。基本的には、カバラグに流星群、それ以外の相手には目の前のポケモンに一番通る技を押していた。しかし、ドラゴン技を打ったときにザシアンやミミッキュ等のフェアリータイプへ交代されることも多少あり、こだわり系アイテム特有の技固定がデメリットに働いたこともあったので、そこが少しネック。CSベースにし、残りの努力値で何か出来ないかひたすらダメージ計算を繰り返していると、残りをほぼBに振るとステロ+ザシアンの特化巨獣斬を乱数25%で耐えることに気づいた(Dは端数)。ちなみにHに振ると乱数が50%になって倒される可能性が上がってしまう。
ホウオウ
性格:意地っ張り
特性:再生力
実数値:213(252)-196(228)-110-117-174-114(28)
持ち物:とつげきチョッキ
H…チョッキを少しでも活かすためにブッパ
A…余り
S…+1で最速ガブ抜き
使用感は一長一短といったところだった。ホウオウ持ち前の特防の高さ+チョッチの耐久は化け物で、カイオーガのようなタイプ一致かつ弱点をついてくるポケモン以外の特殊技メインで戦ってくる相手には基本後出しが効き、相手の行動を見てからも再生力を絡めて試合を巻き返していける点が本当に強かった。しかし、相手のタスキ等でこちらのコンセプトが潰されてステロを撒かれてしまったときは本当にきつく、厚底ブーツが欲しい時もあった。また、ラッキーと役割が若干被ってしまったのもあまり良くなかった。しかし、チョッキ以外の持ち物にすると、特殊イベルタルへの安定性が落ちるので、今回はチョッキを持たせて戦った。この構築にはダイマックスを切って強いポケモンがあまりいないため、貴重なダイマアタッカーとして使えるホウオウを選出したときはなるべく倒されないように心がけていた。
ラッキー
性格:図太い→穏やか
特性:自然回復
実数値:325-×-57(252)-55-172(252)-71(4)
持ち物:しんかのきせき
調整意図は特になくBDブッパ
構築が完成した序盤は性格を図太いにしていたが、カイオーガに破壊されたので穏やかに変更した。それでもカイオーガに後投げからのステロ+特化珠潮吹きは受からないので、もっとカイオーガに対する安定性を求めるならHDにした方が良かったかもしれない。この構築はタスキを持っているポケモンが基本きついため、ステロを持たせた。地球投げは火力の無い点をカバーしたり、相手に削りを入れられるため採用。シャドーボールは主に黒バドの身代わりやミミッキュの化けの皮と身代わり用に入れたが、結構活躍したので良かった。しかし、安定の火力の無さは健在なので、ゴーストタイプ以外のポケモンには打たない。
性格:腕白
特性:頑丈
実数値:172(252)-100-211(252)-×-90-91(4)
持ち物:ゴツゴツメット
技構成:鉄壁/ボディプレス/ドリルくちばし/羽休め
一番無難なHB特化
残りのSはミラーで上取れたら良いかなという軽い気持ち
同じ鋼&飛行タイプにアーマーガアとテッカグヤがいるが、アーマーガアにするとエアームドよりも挑発持ちを警戒されてカバルドンを初手に呼びづらく、コンセプトと合わない点、テッカグヤにすると自己再生や羽休めといった体力を多く回復出来る技を覚えない弊害で体力管理が難しくなりそうな点があると感じたため、今回はエアームドを採用した。ランドロスを流したり、ザシアンへゴツメの削りを入れたり、相手の物理アタッカーを流す役割として使い、結構選出しました。鉄壁、ボディプレス、羽休めは確定で、今回はヌケニン意識でドリルくちばしを入れましたが、ダイナとホウオウがいるおかげかほとんど選出されなかったので違う技を推奨します。個人的にはミミッキュにも打点を持ててダイスチルの媒体にもなれるアイアンヘッドか、身代わりを流せる吹き飛ばしが良いかなと思います。
性格:なまいき
特性:変わり者
実数値:155(252)-×-×-×-110(252)-×
持ち物:こだわりスカーフ
技構成:変身
Hブッパする以外に何をしたらいいかわからないのでボックスにいたDL(ダウンロード)調整個体をそのまま使用
最終手段その1。禁伝ポケモンたちの破壊力をコピーして切り返していける点が本当に強かった。メタモンの使い方が完璧ではないせいで、シーズン序盤は出すことにビビっていたが、思い切って出すようになってからは何度も活躍した。また、こちらのポケモンをメタモンでコピーしてもあまり強くないと構築の並びで相手に認識させたおかげか、メタモンを出されることもなく、こちらが好きに選出出来た点も強かった。
性格:さみしがり
特性:ふしぎなまもり
実数値:1-156(252)-58-×-×-92(252)
持ち物:きあいのタスキ
技構成:ポルターガイスト/かげうち/鬼火/こらえる
ASブッパ
※B個体値0のヌケニンを持っていなかった+孵化作業するのがめんどくさかったという言い訳で甘えたが、(メタモンにコピーされる展開を考えると)実際は0にするのが良い
最終手段その2。ホウオウのところでも述べたが、この構築にはダイマックスを強く使えるポケモンが少ないため、相手のダイマターンをどうやって枯らすかも大事になってくる。今回はタスキを持っているおかげで、こらえると合わせて相手のダイマターンを枯らすことが出来た。また、こちらの交代が読まれて弱点技を打たれたとしても一度引き先役になれる点が強く、選出したときはサイクルを回すうえで本当に重要なパーツだった。
【選出】
基本的にはダイナホウオウラキムドーの中から3体を選出し、ダイナorホウオウを初手に投げる
役割対象(これらを見たら投げたい的な感じ)
ダイナ→カバやラグを見たら初手投げ、基本出してよい
ラッキー→サンダー、カイオーガ、黒バド
メタモンはゼクロムやBキュレム入り、バドザシ構築なんかに投げた。ヌケニンはバドザシ構築やゼルネアス入り、白バド入りに主に選出した。
【きついポケモン】
・マンムー
・ガラルヒヒダルマ
・ホウオウ
・ルギア
・呪い身代わりミミッキュ
・特殊型日ネク(追記)
これらは特にキツかったです。ぱっと思いついたポケモンたちなので、他にもキツいポケモンはいると思いますが忘れました。(ごめんなさい)
【最後に】
今までセイムビートと第三回ななすけ杯しかろくに結果を出せなかったアホでしたが、今回ランクマという舞台で3桁から潜ることを繰り返して最終3桁で終わらせることが出来たのは、自分にとって少し成長を感じました。しかし、自分がまだアホであることに変わりはないので、自分なりの目標を立てて、もっと上を目指せるようにメンタルと頭の柔らかさを鍛えてまた頑張りたいと思います。閲覧ありがとうございました。